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ー屋上防水工事を依頼するタイミングは?必要性と4つの工法ー


 

 

 

建物の屋上に行われる防水工事は非常に重要と知りつつも、実施時期について迷う人もいるのではないでしょうか。

 

この記事では、屋上防水工事を行う最適なタイミングを紹介するとともに、必要性や採用される工法について説明します。

 

屋上の防水工事を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

屋上の防水工事の必要性

建物の屋上に防水工事が必要とされる主な理由は、雨漏りを防止し、建物の全体の保全を図ることです。防水層の劣化が進むと、雨水が建物内部に侵入し、雨漏りや構造部分へのダメージを引き起こす可能性があります。

 

ビルやマンション、工場などの屋上は、一般的な住宅の屋根と異なり勾配が設けられていないことが多く、排水が滞りがちになり内部への雨水の侵入リスクが高まります。雨水が建物の構造部分に侵入すると、鉄骨の錆や耐震性の低下にもつながりかねません。

 

屋上は風雨や紫外線の影響を直接受けるため、劣化しやすい場所です。建物の安全性を保つためにも、定期的な点検とタイミングに合わせた防水工事を行いましょう。

 

 

 

屋上防水工事を実施すべきタイミング

屋上防水工事に適したタイミングは大きく分けて以下の2つです。

 

  1. 1.前回の屋上防水工事から約10年が経過した場合
  2. 2.劣化の兆候が見られた場合

 

これらのタイミングに該当する場合は、屋上防水工事の実施を検討してください。

 

 

1.前回の屋上防水工事から約10年が経過した場合

屋上の防水工事が必要とされるタイミングの一つは、最後の施工から約10年が経過したときです。防水工事の一般的な耐用年数は約10年~15年とされており、この期間が過ぎると防水機能が低下します。

 

外見上は劣化していないように見えても、防水性能が衰え、結果として雨漏りにつながることがあります。雨漏りが発生し、大規模修繕が必要になるリスクを防ぐためにも、10年を目安に防水工事の再施工を検討しましょう。

 

 

2.劣化の兆候が見られた場合

屋上の防水層に劣化の兆候が見られる場合も、防水工事を実施すべきタイミングです。具体的な劣化のサインとしては、以下のものがあります。

 

  • ・水溜まり
  • ・防水シートのふくらみ
  • ・ひび割れや裂け目、剥がれ
  • ・雑草やコケの発生

 

これらはすべて防水効果の低下によって起きる現象で、放置するとさらに大きな損傷につながる可能性があります。気になる劣化症状が見られる場合は、早めのメンテナンスがおすすめです。

 

 

 

屋上防水工事での4つの工法

屋上で行われる防水工事には、以下の4つがあります。

 

  1. 1.アスファルト防水
  2. 2.シート防水
  3. 3.ウレタン塗膜防水
  4. 4.FRP防水

 

工法によって異なる特徴があるため、それぞれの内容を確認し、建物の条件に最適なものを選択することが重要です。どの工法が適切か判断に迷う場合は、防水工事の専門業者に相談することをおすすめします。

 

 

1.アスファルト防水工事

屋上防水工事の一般的な方法の一つがアスファルト防水です。この工法は、アスファルトを含浸させたルーフィングシートを下地に敷き詰め、上からコンクリートで覆う方法です。

 

アスファルト防水は耐久性が非常に高く、耐用年数は約15年~25年に及びます。そのため、定期的なメンテナンスが困難なビルや工場の屋上に特に適しています。

 

一方、ほかの工法に比べてコストが高めであり、施工に時間がかかる点がデメリットです。また、施工時に煙やにおいが発生する可能性があるため、近隣への配慮が必要です。

 

 

2.シート防水工事

シート防水も屋上防水工事でよく採用される方法です。防水性能を持つ塩化ビニルのシートを下地に敷き詰めて防水層を形成します。

 

シート防水のメリットとしては、紫外線への耐性や熱に対する耐久性、摩耗に強いことが挙げられ、耐用年数は約10年〜15年となっています。広い範囲を効率的にカバーできるためコストパフォーマンスに優れ、施工期間も短いという特徴もあります。

 

一方で、シートのつなぎ目や端部分は剥がれやすく、丁寧な施工が求められます。シートを隙間なく設置するには高い技術が必要となるため、経験豊富な施工業者への依頼がおすすめです。

 

 

3.ウレタン防水工事

ウレタン防水は、屋上防水工事で使用される一般的な方法の一つです。液状のウレタン樹脂を広範囲に塗布し、防水層を形成します。屋上のどのような形状にも柔軟に対応可能です。

 

ウレタン樹脂は耐久性と伸縮性に優れ、比較的低コストで施工できることがメリット。液状という特性によって、複雑な形状の屋上でもシームレスな見た目を実現できます。

 

ただし、耐用年数はほかの防水工法に比べて約8年〜10年とやや短く、乾燥に時間がかかるため工期が長引く可能性がある点に注意してください。また、ウレタン塗膜は紫外線に弱い性質もあり、5年ごとのトップコートの再塗装が必要となります。

 

 

4.FRP防水工事

FRP防水も屋上防水工事で利用される方法の一つです。シート状のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を下地に敷き、その上にポリエステル樹脂を塗布して防水層をつくります。

 

FRP防水はその軽量さと優れた防水性から、特に駐車場として使用される屋上に適しています。コストはほかの防水方法と比較してやや高めですが、耐用年数は約10年~25年と長いのが特徴です。

 

しかし、FRPは伸縮性が低いため、建物の動きによりひび割れが生じやすい点が欠点です。また、紫外線への耐性が低く、約5年ごとにトップコートの更新が必要となります。

 

 

 

まとめ

屋上の防水工事のタイミングは、前回の施工から約10年経過したときや劣化のサインが見られる場合です。定期的に屋上をチェックし、今回ご紹介した劣化サインが見られた場合は、雨漏りにいたる前に防水工事を実施しましょう。

 

屋上防水工事には「アスファルト防水」「シート防水」「ウレタン防水」「FRP防水」という4つの主な工法があります。どの工法においても施工の際には職人の技術が必要とされますので、経験豊富な業者に依頼することが大切です。

 

天龍工業株式会社は防水工事専門業者として40年以上の長い歴史を持ち、施工実績豊富な職人が揃っています。屋上防水工事をお考えの際は、ぜひ当社へご相談ください。

 

北海道札幌市の防水工事は天龍工業株式会社に お任せください


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